小豆島でのチヌ真鯛狙いのフカセ釣り 2018/04/08
荒天の週末となった4/8の日曜日、界隈では有数の大型船を保有する渡船朝日丸には多数の釣り客で賑わっていた。予報では西の風が10メートル、波高1.0mと県内の渡船が結構する中、朝日丸はこの程度の波など物ともせず小豆島へと突き進んだ。
釣り場は風裏
強風が予測されていたため、今回のポイントは風裏となる風の子島を予約していた。西に小豆島の大角鼻があり、さらに釣座のある風の子島が風からガードしてくれる、この日限定のベストポイントだ。
夜明けとともに釣り場に到着!海面はほぼベタ凪で風もほとんど無い。
見事な朝焼けが我々を迎えてくれる。
釣り開始
予想以上に受ける風が小さいので快適に釣りができそうと釣果に期待を膨らませながら、準備を行う。朝一のモーニング大鯛に備えてハリスは少し太めの2.5号をセット。
本日の撒き餌はいつもの格安集魚剤を配合した「格安爆釣仕様」。
そして実釣開始!格安コマセを惜しみなく打ってポイントを作ったあと、仕掛けを投入。
足元の水深は4〜5mで、少し先が9mくらい。潮は下げの本流に引かれてユックリと右に流れている。投入した仕掛けが流れて右側から張り出たシモリ付近に入った瞬間に視界からウキが消えた!
合わせるとかなりの重量感!頭を振る魚の動きが竿に伝わてくる!
大鯛用にセッティングした2号ロッドが綺麗に弧を描いている!時間を掛けて渾身のやり取りの末、ついに魚体が浮いてきた。
「デカイ!」およそ70㎝はあろうかという見事な魚体が、今まさに私の目の前に浮いて玉網に入ろうとしている。
朝の第1投で全ての目的を達成したかのような充実感に全身が覆われそうになる。
しかしデカイ!本当にデカイ!
頭にぶら下がった巨大なタンコブ!
「参った〜」・・・
体を壊しそうな思いで玉網入れ。
何とか玉網も壊れずにランディング成功!そして速攻でリリース。
チヌ、真鯛の気配なし
潮もはっきりとしなかったが、海の水もかなり冷たく本命の気配が全く感じられない。コブダイのアタリは何度かあるのだが、肝心の真鯛、チヌのアタリが出ない。
数日前から冷え込んだ影響か、この冬の冷え込みのためスタートが遅れているのかわからないが、結局本命のアタリが無いまま終了となった。
納竿となり、船内に乗り込んでくる他の釣り人の話を聞いても皆同じ状況ということであった。TV取材のため同船していた某大手釣具メーカーのインストラクターの方もかなり厳しい状況だったとのこと。
まとめ
先週の朝日丸の釣果を見てもまだ、本格化はしていない様子。ただひとつ先週と違う点としては、エサ取りがエサを突付き始めたというところ。もう少し暖かい日が続いて水温が上昇したら釣果が上向いてくるのかな?取り敢えずは来週の大潮に期待というところでしょうか。