アジング♪ 不思議なアタリを征したら尺アジ連発!
不思議なアタリ
アジングをやっていて不思議なアタリがありました。
場所は宇和海で水深は波止際7〜10mくらいだと思います。
JH単体1.5gで狙います。
キャスト後しばらくフリーでフォールさせた後、テンションを入れてさらにフォールさせていきます。狙いはボトムの捨て石付近です。
ワームで色々と試してみてもアタリがほとんど出ない状況で、1時間に1匹27㎝くらいのアジが釣れる程度でした。
このとき少し興味があったので、持っていたオキアミをJHに付けて同じようにフォールさせてみたら…
カウント70くらいで、「ココッ!」とアタリなのか疑うほどの反応が出ました。
しばらく待って合わせてみましたが乗りません。
もう一度やってみると、同じカウント数で同じアタリが出ます!
どうやら魚信で間違いないようです!
釣れるまでは何があたっているのかわかりませんから何とか釣らねば、とあたりから合わせのタイミングを伺います。
前アタリ「ココッ」→カウント10でもう一度「ココッ」→さらに待っていると「ザラザラ」みたいな擦れるような完食が伝わり→そのまま待ち続けていると穂先が「クッ!」と抑え込まれます!!
穂先を抑えられた瞬間に合わせを入れると!
「掛かった!!」
結構パワフルな引きで走る様子はアジで間違いない様子です。
このポイントのアベレージサイズの27㎝のアジでした!
カウント70代で始まる前アタリから食い込むまでの待ち時間がおよそ1分。
どういう食い方をしているのでしょう?
抜き上げてハリの掛かりを確認してみると…
何と! のどの奥深くに飲まれていました。
アタリに再現性があるので掛けるタイミングを掴もうと神経を集中させますが、しばらく待った程度では掛かりません。かといって早めの少し大きめのアタリが出たタイミングで合わせてもすぐにテンションが抜けて掛かりません。そのタイミングを通り過ぎた後、穂先が抑え込まれるまでの間は小さく刻むような感触しか伝わってきませんので、いつどのタイミングで口の中に咥えているのか今だにわからないのです。
この釣りの再現性は抜群で、ディープのポイントではバッチリハマることが多いので数を伸ばすことができます。また釣れるアジのサイズも良いのが特徴です。
中層の25㎝以下のアジのアタリを無視してそのまま落としていくと、餌が残れば尺クラスのアジが釣れます!
おそらくこの釣りが成立する状況を推測してみると、尺クラスのアジが群れで回遊してきて休んだり餌を少し食べたりしているようです。活性はあまり高くありませんから餌にしか反応しません。そして時合いがくると一時的に浮いたり高活性になったりするような感じです。