寒の戻りで冷たい風の中、牛窓エリアでチヌを探して2025/03/30
ようやく暖かくなったかと思えば、また冷たい北風が吹き荒れ始めた。
もうすぐ4月だというのになんという寒さ…
海水温は牛窓で10度になったようだが、海の中の活性は!?
渡船いわつばめで出船
年末依頼の牛窓エリア。
状況なんて全くわかっていないので、ポイントは船長任せ。
なにもわからない時はそれが一番!
お任せで磯に降りた!
前島 西の石切
本日の磯は前島の西の石切というらしい。
初めての磯だ。
本日は、大潮の干潮からのスタート!
左置きから潮が当ててきており、目の前には良い潮ができている。
左沖に当たった潮がカケアガリ沿いに右に向かって流れている。
水深を測ると、足元は3m程度で藻だらけ。
10m沖は水深10mくらいに一気にかけ下がっている。
それまでの間がカケアガリ。
沖の潮を流すも全く気配がない。
それなら手前の藻とカケアガリ絡みのポイントだろうと、足元の藻を中心に仕掛けを流すと「スーッ」と元気よくウキが水中に突き刺さった!
合わせを入れると、アテンダー3の0号53がまん丸に弧を描いた!
これぞアテンダー3の醍醐味!
06だとここまでキレイに曲がらないんだな。
真の意味で曲げて弱らせられるのは、0号だとつくづく感じる今日このごろ。
竿が仕事をしてくるので人間へのダメージはほどんどない。
釣人はただ気持ち良い曲がりを楽しんでいれば良いのだから。
ファイト時間が少し長めなのも嬉しい。
至福の時をより長く…
掛かった魚は自分で竿を曲げて、その力に体力を奪われて自然に浮いてくる。
そして水面にキレイな魚体が見えてきた。
白っぽいキレイな回遊性の魚体!
沖の深場を調査
20m沖で水深15mくらいと深い。
この時期、深場はどうなのだろうと初めてのポイントなので調査してみた。
沖の深場、カケアガリの下がりきった辺りの深場、色々やってみたが気配なし。
やはり浅場の藻が絡むところを集中的に攻めたほうが良いらしい。
すべてそのパターンでヒット!
合計6匹のチヌと遊ぶことができた。
攻略のやり方が分かったので、次回はもう少し効率よく数を伸ばせるでしょう!
遠矢ウキ
最近のお気に入りが遠矢ウキ。
「300Sー小」
ノーマル状態で0.8号〜1号程度の浮力。
このウキ、調整用に鉛棒が付属している。
これをトップのなかに忍ばせることができる仕様になっている。
付属の鉛をすべてトップ内に収めると、3B〜4B程度の浮力のウキに早変わり!
なんと1つのウキで3B〜1号までカバーしてくれる。
というわけで、私のチヌ釣りではこのウキ1本で事足りるのであります。
深いところは内蔵の鉛を抜いて0.8号のオモリを。浅いところは内蔵の鉛を装着して3Bのオモリを入れて使っています。遠投も可能で、トップも3.5ミリあるので見やすい!
3.5ミリトップは見やすいが余浮力も結構大きい。
そこで自作トップを製作して試してみた!
3.5ミリを2.9ミリに細くしてみた。
残浮力を落として、高感度化させてみようと。
結果……
かなりの好感度!
今までは4Bプラスアルファで合わせていたトップのポイントが、3Bで同位置に。
そして、魚が触れた時に違和感を感じにくいのだろう、前あたりのあとは勢いよくウキを消し込むことが殆どだった。
誘い後に、シュッ!と消し込むこともあった。
また、トップのカラーリングについて。
市販の大半のウキはオレンジ系統がメインの色となっている。
ただ、世の中には黄色の方が見やすいという人も少数存在する。
自分もその一人で、圧倒的に黄色が見やすい!
トップの色も、黄色+黒の2色構成。
これがいちばん見やすい。
黄色の長さ、黒の長さも重要で、適当に交互に塗るだけでは物足りない。
黄色部は上に行くほど長くするのが、遠くから見ると太く見せる効果がある。
そして、黒の部分も重要で、ある程度の長さを取っておきたい。
35ミリらいでしょうか。
黄色と黒の対比で、メモリ効果が生きて、とても見やすくなる。
トップのパイプ系が細くなったけど、純正品と比べると見やすさはUP!
いつになく、効果があったのには驚きました。