するするスルルーでビッグゲーム!沖の島で爆発!タマンも出た!
最近巷で注目度の高い釣りがある!
その名は「するするスルルー」
与那嶺さん考案のビッグゲームの愛称だ!
我々はその釣りに感銘を受け共感し、高知県は沖の島の地に立った!
するするスルルーとは
スルルーとは沖縄でキビナゴのことを言う。
言ってみれば、キビナゴを撒き餌としたフカセ釣りというわけだ。
キビナゴをバラ撒きながら磯際にいるフィッシュイーターを狙う!
とにかく大きいものだけを!
大きければ大きいほど良いという美学!
真の男のみが戦いの舞台に立つことを許される夢の釣りである。
戦いの舞台は高知県沖の島
我々が戦いの舞台として選んだのは高知県の沖の島。
黒潮の影響を受けるこの地では様々なモンスター級のビッグフィッシュが生息している。
まさにうってつけの海域だ。
グレ釣りシーズンが終わると磯はガラガラの状態になる。
そこからの時期が我々の出番である。
状況はまずまず
水温は22℃になり魚たちの活性も上がってきた。
そして春になると様々な魚が産卵を迎える。産卵を迎えた魚たちはノッコミという形で接岸してくる。
ノッコミで接岸してくる魚はとにかくデカイ!このような事情もあり春はビッグゲームをやる季節としてうってつけなのだ。
5月に入り毎週沖の島に調査に行っている岡山の「Team激鱗」代表のM氏によると、毎回タマン(タマメ)の80センチ級がラインを弾き飛ばしてくれるという。
そしてこのところの水温上昇でさらに磯の魚たちは活性が上がっているだろうとのこと。
挑戦開始!
本日の舞台!
この場所は船長曰く、大型タマンの実績ポイントだと。
気合が入ります。
道糸10号にハリス12号。
手持ちの最強タックルで臨みます。
開始ほどなく剛竿を締め込んだのは、
コショウダイ
55センチ級のマズマズのサイズ。
仕掛けの重みを感じて巻き上げてみると
ミノカサゴ!
派手な魚です。
沖を流れる潮を釣ると
ラインがバチバチッ!
モンツキ ×2
またまたラインがバ〜チバチッ!
耐えて耐えて耐えしのぎます。
かなりの引きの強さとスピード感でタマンを期待したが・・・
イトヒキアジ! ビッグサイズ!
そしてこんな可愛い魚もウキを沈めた。
実は・・・
獲れた魚はこれら種目多数に及んだが、2回だけ今までとは全く違う糸引きのアタリがあった。
走行中の自転車に引っ掛けたような、と言うのが良いか。
1度は道糸は高切れしてアウト・・・
もう一度は針ハズレ・・・
本命タマンは後半戦にお預けだ。
クライマックスは訪れる
朝も10時を過ぎてくるとアタリが次第に遠のいていった前半戦。
午後からは戦場を変え新たな気持で望む!
良い潮が走っているので仕掛けを流していくと・・・
強烈な勢いで道糸が走り始めた!
ベールを返して臨戦態勢に!
合わせを入れて竿を起こそうとするが、竿が起きない。
先手を取られた。
全身に力を込めてなんとか竿を起こしにかかった瞬間!
ラインブレイク・・・またしても道糸が高切れしてしまった。
気を取り戻して再びチャレンジ!
来たっ!
今度は逃してたまるものかと、全身に力を込めてなんとか踏ん張る!
このスピードとトルク!
ときおり頭を叩く引き!
まさしくタマン!
一旦態勢が整えばこれくらいの引きではまだまだ負けないよと。
本命をゲット!
だが、これだけでは終わらない。
潮が変わり魚の活性が上がってきた!
少し沖に仕掛けを投入してなじませると・・・
バチバチバチッ!
今度は少しパワーが落ちるが、おそらくタマンであろう心地よい引き!
なぜかあっという間に浮いて磯際で顔を見せた。
タマンだ!
が、その瞬間、残った体力で一気に足元に突っ込み始めた!
ロッドが空を切る。
痛恨のミスをしてしまい、45センチ級のタマンを取りそこねた。
M氏にもクライマックスが訪れる!
やっぱりタマンの引きは他の魚とは全く違う。
安定のやり取りで見事に本命タマンをキャッチ!
まだまだこれだけでは終わらない!
ここから怒涛の大型ヒラスズキ3連チャン!
流石は岡山を代表するスズキ師だ。
スズキの居場所を知り尽くしている。
まとめ
ラインが走る楽しさに夢中になり、我に返ると乱獲状態に・・・
今回水温が上昇してきた影響か、アタリの数も増えて一日中楽しむことができた。
為す術なくヤラレた回数も3度あり、大型タマンの存在を感じることができたが、
今回キャッチには至らなかった。
80オーバーのタマンをキャッチすることを主眼に、今まさに戦いの火蓋は切られた!
釣果の一部
M師の釣果一部
するするスルルーでビッグゲーム 大型タマンを狙う男たち!「Team 激鱗」