「するするスルルー 」最高水温時の魚の活性は!?2018 9/1
台風の当たり年といわれる2018秋。
毎週のように台風が押し寄せてくる。
太平洋はうねりの収まる暇もなく、釣行も思うよう行けない季節になった。
ふと、天気図をみると隙間に好天が出現した!
「チャンス!」
およそ1ヶ月ぶりとなる沖の島での「するするスルルー」釣行だ!
残暑の沖の島で「するするスルルー」
2018年9月1日!季節は秋に変わった。
とはいえ、季節が1ヶ月遅い海の中は1年間でも最も水温が高い時期にあたる。
いわば、今が真夏だ。
この季節的なギャップがあるこの時期の沖の島の海はどのような表情を見せてくれるのか・・・
いざ出船!
沖の島といえば毎度の岡崎渡船豊丸!
朝4:30片島港を出船。
およそ40分で沖の島に到着。
上物シーズンがOFFのこの時期は他の渡船の出船が少なく、磯はがら空き状態。
1級ポイントのハシゴも当たり前♪
タックルをセッティング!
AM5:30 磯に到着するとすぐに準備開始。
愛竿のオレガ剛徹Hにキャタリナ5000をセッティング!
道糸ナイロン10号にするするスルルー専用のでっかいウキを通したら、ハリスにフロロの16号を組む。
餌はスルルー(キビナゴ)
今回用意したスルルーは5kg。
撒き餌とサシエサ両方に使用。
最近の釣行ではスルルーの使用量が1kg〜3kgなので余るでしょう。
撒き餌は1投に1回(3〜5匹)撒いたり、全く撒かなかったり。
沖の潮を狙うことも多いので、撒いても全く届かないことがよくあります。
撒きすぎるとエサ取りが寄りすぎたり、食いが落ちる時もあるので、状況を見極めながら撒いたほうがいいですね。
釣り開始!
磯に上がってからおよそ10分で準備を済ませたら、モーニングフィッシュを狙って早速釣り開始!
期待の第1投!
キビナゴを杓1杯(5〜6匹)撒いて、仕掛けを投入。
仕掛けがゆっくりと流れながら馴染んでいきます。
しばらく流れたところで、ウキが水中に消えたかと思った瞬間!
いきなり道糸が弾け飛んでいった!
合わせると心地よい重量感となかなかのスピード!
手前までツッコミを見せたが、剛徹の的ではない。
上がってきたのがこちら!
朝の第1投目は、「タマン(ハマフエフキ)」でした♫
いきなり本命!
いきなり達成感!みたいな・・・
まだまだサイズアップを狙わなければ、と自分に言い聞かせる。
連発を期待するが、状況はそんなに簡単ではないようだ。
まだまだ高水温のため、魚の活性は少し低い様子で次のアタリがすぐに出ない。
それでも数等後、ウキを少し流していると元気にウキが消し込んだ!
重量感のある引きを剛徹でしっかりと溜めながらもゴリ巻きして寄せて上がってきたのは・・・
「モンツキイサキ(クロホシフエダイ)」
50㎝のビッグサイズ!
高水温だからなのかよく引きました。
だが、モーニングを過ぎると厳しい状況になりアタリがなくなってしまった。
ここからは、良い時合を迎えることもなく、たまに出るアタリを捕らえながら辛抱の釣り。
エサ取りの「モンガラハギ」
「オジサン」
エサ取りにもて遊ばれながらも、裏本命の・・・
「アカハタ」
刺し身がとっても美味しい♫
「ナンヨウカイワリ」
状況は厳しいとは言え、次から次へと色々な魚が竿を曲げてくれて楽しませてくれた。
残暑の沖の島 するするスルルー釣行まとめ
高水温の沖の島でするするスルルーをやってみて思ったのが、高活性期ではないと。
モーニングの時間帯は魚が浮いて食ってきたが、それ以外の時間帯は沈み気味。
今の時期は表面水温が高いので、少し深くて水温が低いところで快適に泳いでいるのかなってところです。余程よい時合にならない限り、餌を食べに浮いてこない。
結局、当たり前のことですが、するするスルルーにおいても水温は高くても低くても良くなく、最適な水温があるということですね。
水温が24度!
これが沖の島でのするするスルルーのベストかな!?
ということで、高水温の検証はできた。
今度は秋の荒食いを狙って挑戦してみよう!
するするスルルーでビッグゲーム 大型タマンを狙う男たち!「Team 激鱗」
磯からのスーパービッグゲーム!するするスルルーのロッドはこれで決まり!