好きやね愛媛　宇和島カゴ釣り　真鯛爆発！

海に恵まれている愛媛県は水深のあるポイントも多く、カゴ釣りも盛んに行われている。

確かに、100ｍ沖の水深20m以上のポイントをじっくりと狙おうと思ったら、他の方法が思いつかない。

そういった理由で地域に定着している釣り方なのだろう。

大きな浮きが瞬時に海中に消えていくエキサイティングなカゴ釣りは、大好きな釣りの一つだ。

今回は、宇和島の普通の波止で真鯛を狙ってみた！

夕方港に到着

季節は秋。夕暮れも早くなり、18：00頃現場に到着した頃にはすでに日が傾き、辺りは暗くなっていた。夜釣りのシーズンの到来ですね。秋の夜長は夜釣りシーズンでもあり、暗い時間が長いということは、それだけ釣りができる時間が長いということで大好きな季節です。

到着すると入れ替わりで、青物を狙っている人が帰っている。さて、釣れたのだろうか１？

早速準備を開始。

本日のタックルは、

ロッド：シマノ　21ブルズアイ　4号

リール：シマノ　ツインパワーSW　8000PG 

ライン：PE3号＋ロングリーダーナイロン7号を50m

ハリス：フロロ　６号

針：真鯛王９号

完全な大型真鯛を狙ったタックルで！

釣り開始

周りには何組かの釣り人が座を構えている。

仕掛けを見ると同じように真鯛を狙っているようだ。

本日の撒き餌はオキアミボイルに前回のフカセ釣りで残ったオキアミ生＋ヌカをブレンドしたもの。挿し餌は

撒き餌から取ったボイル。

カゴは12号。ウキは釣研のレッドウイング12号にケミホタル75を装着。

撒き餌をカゴに詰めていざ遠投！

撒き餌にはヌカが混ざっているので、かなりの煙幕効果も♫

さて、反応は！？

ウキが消し込むときが来るのか？

釣り始めてからいったいどれくらいの時間が経過しただろうか…

渾身の力を込めて大遠投を繰り返すが、全くウキに変化がない。

隣でやっているおじさん方は、すでに良型の真鯛を４〜５匹釣っている。

何が違うのだろうか。

ちょっとウキ下の見直しで、5mタナを深くしてみた。

ちょうどその頃、潮も下げに変わった。

今まで左に流れていた潮が、沖向いて出ていく潮に変わった。

目の前の潮の表情も変化している。

仕掛けをどんどん起きに流していく。

100mくらい流しただろうか…

鋭いウキの消込み！

慌てて合わせるが、スバリを引いた。残念。

真鯛だったのか？

そこから、今まで残らなかった餌がどんなに沖まで流しても残り始めた。

安心してどんどん流していける。

そして、先程アタリがあった所にウキが差し掛かると、煌々と輝いていたケミホタルの光が一瞬にして海中に消えた！

今度は少し間をおいて、糸ふけを巻き取りながら竿に重みが乗った瞬間に大合わせ！

ブルズアイが見事な弧を描いた！

かなりの重量感！

曲がったロッドは、針と粘りで重量のある真鯛をグングン浮かせてくる。

また、ツインパワーSWの8000PGの圧倒的な巻の力でグイグイ巻ける。

ロッドブン曲げのゴリ巻き状態で、なんの不安もなくあっという間に足元まで寄せ、水面に丸々とした真鯛の姿が！

50センチを超える、よく太った真鯛だ。

脂がノッて美味しそうな真鯛をキャッチ！

これが宇和海の真鯛の魅力です♫

怒涛の大連チャン！

「潮良し！」「タナ良し！」「状況良し！」

条件は揃った！あとは釣るだけ。

いかに手返しを多くキャストを繰り返すかが釣果に繋がる。

釣り上げた魚をクーラーに入れると、すかさず次のキャスト！

また、同じ所で勢いよくウキが消えた！

先ほどと同サイズの真鯛がヒット！

このくだりをどれだけ繰り返しただろうか…

１投１匹で良型真鯛が釣れてくる。

だんだん、腕力が限界を迎えてきた、

なんせ、ロッドはハイパワー、リールもハイパワー、それを扱っている自分がローパワーなので一番弱いところが負担を受ける。これ釣りの世界の常識で、弱いところを強化するのが鉄則。

釣れ続く真鯛に、体力不足の身体が音を上げてくるが気合で乗り切るしかない。

着々とトランク大将に真鯛が重なってく。

いつまで続くこのアタリ

投げれば投げるだけ釣れる真鯛ちゃんは結局、夜が開けるまで釣れ続き…

さすがに気合だけじゃローパワーの体力を補うことができず、朝方にはフラフラ状態(汗)

でも身体全体を使ってブレブレの竿を起こして真鯛をキャッチしていく。

そしてドーン！

なかなか浮いてこない本日の最大魚が掛かった！

今までとは重さが違う！

渾身の力を込めてやり取りをする。

波止際まで魚は浮いてこない。

やっと浮かせて見えたのは、立派な魚体！

60センチを軽く超える立派な真鯛！

トランク大将が満タンになり、蓋が閉まらなくなった(汗)

でもまだ釣れ続くので、同行者のクーラーに入れ始めた。

そんなこんなで朝を迎えアタリが無くなった。

同行者にプレゼントしたあと、こちらが残った真鯛たち！！

ちなみに全て50センチオーバー！

クーラーが重くてカートが潰れてしまいました。

大爆釣したが…

この話には続きがあった。。

大爆釣の話を愛媛の師匠に報告！

師匠たちは早速、翌週挑戦しに行った…

が…

何匹かの真鯛こそ釣れたが、爆釣なんて夢のまた夢状態。

何がどう違うのか、その後何週間の釣果情報が入ってくるが、一夜限りの爆釣だったようだ。

なんとも、自然はわからない。

あるいは、釣り方がハマってないだけなのだろうか…

その後まだ私もそこに行っていないので、真実はわからないまま。