下津井沖、良型チヌ乱舞!アテンダー3 0号が唸った浅ダナ攻略
2025年8月30日、土曜日。待ちに待った釣行の日。向かったのは、チヌの好ポイントとして名高い下津井沖。渡船の矢吹渡船さんにお世話になり、期待を胸に磯へと渡りました。
当日は晴天に恵まれたものの、海は風があり、少し釣りにくい状況。しかし、この風が幸いしてか、チヌの活性は高かったようです。
今回の狙いはもちろん、良型のチヌ。
使用したタックルは、
- 竿:がまかつ アテンダー3 0号
- リール:シマノ BBXテクニウム
- 道糸:1.75号
- ハリス:1.5号
- ウキ:遠矢ウキ DO-260 2B
アテンダー3・0号が引き出す潜在能力
今回の釣果を語る上で、どうしても触れておきたいのが、メインロッドであるがまかつ アテンダー3 0号の存在です。この竿は、発売以来、多くのアングラーから高い評価を受けていますが、実際に使ってみるとその性能の高さに驚かされます。
アテンダー3は、ただ単に硬い、強いというだけの竿ではありません。その最大の特徴は、**「粘り」と「操作性」**の絶妙なバランスです。
良型チヌがヒットした際、強烈な引き込みにも、竿全体がしっかりと曲がり込み、魚の動きをいなしてくれます。これにより、ハリスへの負担が減り、細いハリスでも安心してファイトに臨むことができます。また、曲がり込んだ状態からもしっかりと魚を浮かせる「復元力」も持ち合わせており、短時間でのランディングを可能にします。
特に、今回使用した0号は、アテンダー3の持つポテンシャルを最も感じやすいモデルと言えるでしょう。
【アテンダー3・0号の特性】
- 繊細な操作性: 胴調子の竿でありながら、穂先部を短く設計する「先短設計」と、エンドグリップ部に重心を寄せる低重心設計により、持ち重り感が少なく、先調子竿のような軽快な操作性を実現しています。今回の風がある状況でも、狙ったポイントに正確に仕掛けを打ち込み、繊細なライン操作が可能でした。
- 細ハリスを活かす粘り: 0号は、シリーズ中最も細く、魚の引きを竿全体で受け止め、ハリスへの負担を軽減します。これにより、今回使用した1.5号のハリスでも、48cmや47cmといった大型チヌの突っ込みに耐え、安心してやりとりができました。
- 良型を余裕で浮かすパワー: 胴までしっかりと曲がり込むことで、魚の強い引きを吸収しながら、そのパワーを粘りでいなします。魚を暴れさせることなく、ジワジワと浮かせることができ、年無しクラスのチヌでも余裕を持って取り込むことができます。
浅ダナで狙うチヌ
仕掛けは、遠矢ウキDO-260の2Bを使い、タナは1.5m付近という浅めの設定にしました。風が吹く中で浅ダナを攻めるのは少し難しいのですが、遠矢ウキの高い視認性と感度のおかげで、正確にタナをキープすることができました。
朝イチからアタリが連発!小型のチヌも混じりましたが、次々と良型チヌを釣り上げることができました。最終的には、48cmと47cmの大物を筆頭に、合計8枚のチヌを釣り上げることができました。
今回の釣行で、改めてアテンダー3・0号のポテンシャルの高さを実感しました。強風の中でも繊細な操作を可能にし、良型チヌの引きにも負けないパワーを兼ね備えたこの竿は、まさに最高の相棒です。
今後もこのタックルと共に、さらなる大物を追い求めていきたいと思います!








