寒グレ ついに出た!自己新!日振島22番 2025/ 01/19
2025年1月19日日曜日。
今年2回目の宇和海釣行。
今回は日振島に挑戦です!
三浦渡船で日振島の磯 名礁22番
日振島の最も沖に位置する22番。
低い磯で波風が穏やかな日じゃないと上がれない磯。
今回はベタ凪なので上がることができた。
すぐ目の前には23番と21番が見えている。
すこぶる潮通しが良い磯だ。
2名は何とか釣りができる。
足場はノリでめちゃくちゃ滑って、まともに立てないくらい。
かなり気を使わないと、すぐにひっくり返ってしまいそう。
釣り開始
今回同行したのは、激鱗会長の名手Mさん。
先端を譲っていただき、釣り開始!
常によだれが出そうな潮が流れている。
その潮に仕掛けを入れていく。
ラインが弾け飛ぶ期待をしながら…
が、いっこうに魚が食わない。
別の潮を狙うも反応がない。
棚を探ってみるが応答なし。
厳しい状況とは聞いていたが、1級ポイントを持ってしてもどうにもならないのか。
ただ、ひたすら良い潮が流れているため、モチベーションは保てられている。
すると目の前に一筋の良い潮が現れた。
仕掛けがなじみウキが真っ直ぐとその潮に吸い込まれていく。
そのまま潮に入れていきながら、じっと待っていると…
ラインがゆっくりと張っていく…
すかさず体が反応して合わせていた!
最初首を振って叩く感じが少しあったが、そこからは足元のエグレに向かってとてつもない勢いで突っ込み始めた!
いつもならこの突っ込みに耐えきれずにラインを出すか、そのまま岩にあたってラインブレイク、という結末なのだが、今日は違った。
アテンダー3に2号通しの仕掛で、1ミリも出さない超強気のファイトスタイルで臨む。
相手も百戦錬磨の大型グレ、簡単には釣られてなるものかと、抵抗を続ける。
2回、3回と強烈な突っ込みは続き、なかなか弱らない。
そんな中、アテンダー3のゴムのような胴が追従しながら力強く相手にダメージを与え続ける。
ゴムと言っても、柔らかい輪ゴムのようなゴムじゃなく、硬質のゴムのような張りがあり芯がある強いゴムの印象だ。
どこまで曲がっても、竿は無限の力が湧いてくるという安心感を与えてくれたうえで、竿の曲がりを気持ちよく楽しむこともできる、2つの相反する要素を見事に兼ね備えたロッドだ!
大物を掛けるまでは少し硬めの胴の印象だった。
だが、大物を掛けるとその胴は曲がり始めるが、常に主導権はもったまま、魚を弱らせようと追従してくれる。
かなり強い竿だ!
結局大型のグレは、アテンダー3の前に力尽き、無事にランディング!
立派な50センチのクチブトだ!
その後、同行者も掛ける!引きからすると45センチくらいのクチブト!
こちらもアテンダー3の175-53!
胴まで入る前の段階で受け止められている。
ここから胴を締め込むファイトができるのは、50センチを超える尾長からだろうか。
厳しい状況の一日でした
結局、自己記録となる50センチのクチブトが釣れたあとは、イサキとカワハギが釣れただけで、グレのアタリは出ませんでした。周り近所で釣りしている人も全く竿が曲がらないほど、この周辺海域は厳しい一日でした。
個人的には、記録を更新できたので、メモリアルとなる一日でした。