高知県の東部「安芸しらす食堂」のどろめは美味♪
先日あまりにも天気が良かったので高知まで車を走らせてきたんですけど、
輝く太陽と青い空の下に見る太平洋の景色は壮観でした!
心からリフレッシュされてみなぎるパワーをもらいました。
その時に、お腹がすいたな〜。
何か高知らしい美味しいものたべたいな〜、ってことで入った食堂のお話です。
安芸水産が直営する食堂「安芸しらす食堂」
高知県の南国インターを降りて南下すると国道55号があります。
そして国道55号を東に30分くらい走ると、阪神タイガースのキャンプ地で有名な安芸市に入ります。
今回訪れた食堂は、安芸市の安芸港にある安芸水産が営む食堂「安芸しらす食堂」です。
平日は毎朝シラス漁に出ているとのことで、シラスの水揚げがあった日は生のシラスを料理として提供しています。
この生のシラスのことを「どろめ」と呼びます。
豊富な海産メニュー
安芸市食堂ではシラスを2通りの食べ方で楽しむことができます。
水揚げされたばかりの生のシラスどろめとシラスを釜で揚げた釜揚げちりめんです。どちらも美味しそうで迷っちゃいますね。
食べ方は、生のシラスや釜揚げのシラスが丼の上に乗って出てきますので、用意されたポン酢をかけていただきます。お好みによりユズの果汁を付け足すことができます。
安芸しらす食堂では、シラス料理がメインですが、獲れる魚はシラスだけではありません。
カンパチ(ネイリ)の刺身定食や、海鮮丼など豊富なメニューでいろんな楽しみ方ができます♪
シラスを実食してみると!
私が訪れた4月10日の水曜日は、朝の漁でシラスの水揚げがあったということで、「どろめ丼がありますよ〜」ってオススメされました。
色んな楽しみ方をしたい欲張りな私は、どろめと釜揚げちりめんが半分づつ乗った丼のセットを頼みました。
セットには、生のシラスとシラスのお吸い物、小魚の干物、小鉢が付いています。
待つこと数分、注文の品が出てきましたよ〜♪
少し多めに食べたかったので100円アップで頼んだ大盛りがキタ〜!
ドーン!美味そう♪
丼の上にはシラスがこん限り乗っている♫
いったい何匹いるんだろう?
セット内容はこんな感じです。
それではいただいてみましょう!
まずは生のどろめから。
ポン酢の風味でいただく生のどろめは冷たくてとろっとした食感。
噛むと甘みが広がって旨味も飛び出してくる。
さっぱりとしてとっても美味しい味わいです♪
次は釜揚げちりめん!
こちらは生と違ってふわっとしたちりめんに仕上がっています。色形からスーパーで買ってよく食べるちりめんじゃこをイメージしていましたが、全くの別物。
ふんわりと柔らかいのには正直驚きました。
さらにシェフのサービスで生のシラスを盛った小皿が添えられていました。「丼とは別に、こちらも食べてみて欲しい」とのこと。こちらは純粋にどろめの味を堪能することができます。
シラスの入ったお吸い物もシラスの風味が出ていて美味しゅうございました。
まとめ
高知の魚をいえばカツオが有名ですね。ひろめ市場や大正市場ではとっても美味しいカツオを食べることができます。
でも知る人ぞ知る事実・・・
高知県で水揚げされるカツオの多くは、宮城県などで捕獲されたものなんですって?
みなさま知っていましたか?
水揚げが高知なので高知産で良いのですが、最近は高知近郊ではカツオはあまり獲れないそうです。
この事実を知ってしまった今となっては、真の高知の海産といえばシラス?もそのひとつだと思っています。
ということで、正真正銘、朝獲れた新鮮なシラスを食べられるという事実は、スゴイ幸せなことですよね。しかも当日獲れたものしか生では出さないというこだわりもいい!
高知へ行く際には絶対に立ち寄りたいスポットのひとつです!