初心者のためのやさしい釣り入門 釣りに使う車は何がいい?
これから本格的に釣りを始めようと考えている人は、装備や道具などいろいろと考えておかないといけないことがあります。そしてそれを考えるのが本当に楽しいんですよね、趣味の世界って。
とりわけ釣りに使う車ってけっこう重要度が高かったりするわけです。買ったあとで後悔しないように少しお話します。
釣りに適した車
どんな車が釣りに適しているか?といっても一概にコレがいいですよ、って簡単には言えません。それぞれの人がどんな釣りをどんなスタイルで取り組むかによって、必要となる車が違います。
例えば、ブラックバスを野池で釣る人、ブラックバスを琵琶湖で釣る人、ブラックバスを船で釣る人、近くの海に1人で釣りに行く人、遠くの海に大勢で釣りに行く人。
もう少し具体的に言うと、釣りに行く場所、乗車人数、車中泊の有無、近距離か長距離か、積む荷物の多さ、移動中の快適さなど、これらの事を考えて条件を合わせておくと後で後悔をしなくて済むどころか、快適なカーライフを送れると思います。
釣り車に関して遭遇する問題
それぞれの釣り人にはそれぞれの釣り生活があり、取り組むスタンスが全く違いますのでこの車種じゃなければいけない、なんてことは全くありません。
但し、困る状況だけは避けたいのでよく出くわす問題点を挙げたいと思います。
- 野池でブラックバスを釣る、渓流釣りで山奥へ入り込むような場合に多いのですが道が狭いので、大型の車では通れない、通りにくい。
- 県外に遠征に行くために長距離を走らなくてはいけないが、燃費が極端に悪い。
- 県外に4人でフカセ釣りなどで行くとき、4人分の荷物が収容できない。
- 4人分の荷物を積んで長距離を走る場合、積載は良いが乗り心地が悪い。
- 1人で釣りに行く時、車が大きすぎて違和感を感じる。乗り心地が悪い。
次から次へと問題点は出てくると思いますが、整理しすると次のようになります。
- 車の大小
- 燃費
- 積載効率
- 乗り心地
この4つのポイントを全て、自分の用途と照らし合わせて車を選んでいくと大きなトラブルは避けられます。
間違いのない車はこれだ
では一般的な例をみてみましょう。
サラリーマンのAさんは週末に車で1時間かけて海にアジングに出かけます。1人で行く時もあれば、たまに2〜3人で行く時もあります。
この場合、
- 車の大小→走る道は一般的な道が多いので、車の大小は自分の好みで良いと思います。
- 燃費→車を1時間走らせるのでそれなりに油を使います。できるだけ燃費が良いほうが経済的です。燃費が良い車に乗ると、同じガソリン代で海まで通える回数が増えます。
- 積載効率→アジングはライトゲームと言われるくらい、釣りの中では比較的軽装です。3人程度の荷物であれば大体どんな車でも積むことができますが、使い易さで言うとトランクを開けやすいワゴンタイプが良いでしょう。
- 乗り心地→車の乗り心地は、車高が高くないセダンタイプの乗用車が通常は良いです。また遮音性も良いので、外部の音も伝わりにくく快適です。しかし、釣りで荷物を積むとなるとセダンタイプは使いにくいですハッキリ言って。背の低い乗用タイプのワゴン車やミニバンがオススメです。
具体的な車種はこちら。
- カローラ・フィールダーハイブリッド
- プリウスα
燃費を気にしないなら
- レガシー
- レヴォーグ
ゆったりと乗れる大きさが欲しいなら
- ウイッシュ
- オデッセイ
車種に関しては私的な意見が混ざっていますが、車のタイプでいうとだいたいこんあ感じになります。
ワンボックスやハイエースなどの商用車は1人で乗っていると、たまにイヤになります。なんせ車内のスペースが広すぎて寂しいんです。
乗り心地も落ちますしね…
まとめ
このように、条件を絞り出して車選びを行っていくと、満足度の高いフィッシングカーライフを送ることができます。条件の中で私が個人的に重要だと感じるのは燃費ですね!
どうしても釣りにハマってしまうと何度も釣り場に通いたくなってしまいます。燃費の良い車だと交通費があまりかからないので、低コストで何度も釣り場に通えるという嬉しい特典です。