春の磯メバリング 70歳からの挑戦!
産卵を終えたメバルが磯周りで活発に捕食する時期になりました。こうなると磯からメバルを狙うにはうってつけです!
筋肉モリモリのパワフルなメバルのファイトを堪能でき絶好のシーズンなので毎年この時期になると、メバリングがやりたくなってきます。
今回は70歳を超えた私の父がメバリングに挑む!果たして成立するか!?というストーリーです。
シニアの挑戦
70歳を超える父の釣り歴は50年以上になります。若い頃は投げ釣りを専門にやっていて、メバルは電気ウキを使って虫餌で狙ったことがあるという程度です。
年齢とともに新しい釣りに手を出すのは条件が厳しくなってきますので、今回はそれらの条件を克服して釣りを楽しむことができ、さらに釣果を出すことができるか?
という難テーマをいただきましたので、少しばかりお手伝いを・・・
シニアの方や初心者の方の参考に慣れば幸いです。
シニア(初心者)が難しいと感じる点
メバリングは夜の釣りです。夜釣りは昼の釣りとは違って周囲が暗いので見通しが効きません。また、手元もライトで照らす程度で昼間と比べると光量も少ないのが一番のやりにくさになります。
投げた仕掛けがどこに飛んでいき、どこを引いてきているのかわからない。
これが一番の問題だと事前のヒアリングで聞いたので、解決策を練って挑みます。
実釣にあたって
今回は初心者のメバリングということで、しかもシニアというさらに厳しい条件のもと何とか楽しめるために提案したことはこちら。
- 専用ロッドを準備・・・軽くて絡みにくく仕掛けの存在感がよくわかるもの。10g程度までキャスト可能なダイワのメバリングロッドを選びました。新品同様が中古で5000円。10g程度のリグの存在がよく分かるのと、適度に竿が曲がりますので簡単に遠投できます。
- 仕掛けは存在感のわかる重いもの・・・リグはゼロシステムで10gの飛ばし玉をセット。
- 暗闇でも仕掛けが見えるように光るものを使う・・・飛ばし玉にドングリの電気ウキを使用。
- 足場がよく移動が少ないポイント選び・・・足場と潮通しの良い沖の離れ石。
実釣開始
到着したポイントがコチラ!
抜群の潮が流れる絶好のポイントです。
磯際にはベイトが群れをなして泳いでいます。
明るいうちにロッドの感触を確かめながらキャストの練習をします。
しばらくウオーミングアップを行い夕暮れを待ちます。
もちろん明るいうちはアタリはありません。
そして日が沈み周囲が暗くなった19:15分頃にいきなり「ドーン!」
かなりの重量感のありそうなファイトで何とか上がってきたのが、
26㎝のマッスルメバル!
始まりました!夕暮れの時合いが。
その後も1キャスト1アタリの状況が続きます。
ただ、アタリがかなり小さいようで、ガツンと食い込んできません。
アタリがきた後少し送り込んで待つようにアドバイスをします。
かすかなアタリを少し待ってから掛けに行くスタイルです。
すると掛かり始めます!
23㎝の良型!
22㎝の良型!
とポロポロと続き始めたと思ったら・・・
15㎝で終了を告げられてしまいました。
夕暮れの時合いと、潮が同時に終わってしまいました。
が、見事な釣果! 上出来上出来!
まとめ
今回、初心者でしかもシニアという難条件ながら無事に釣りを楽しむことができました。
また、仕掛けのトラブルに悩まされることもなく最後まで完全にやり遂げられたので大成功といえるのでは無いでしょうか。
今回の成功のポイントとして、初心者のメバリングを手助けするツール「フカセ用電気ウキ」を使用したことが全てじゃないかと思います。
メバリングが難しいと感じる人はぜひこのツールを使ってみてくださいね。
ちなみにこのツールは初心者だけじゃなくても潮が目で見えるのでオススメですよ!
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