瀬戸内海の釣りって難しいね

フカセ釣りを始めて2年目になるんですが、今まで外海のグレをメインに狙ってきました。外海って魚影がすこぶる濃いので、本命を始めいろんな魚が竿を曲げてくれます。

そしてフカセ釣りの面白さに魅了され、地元瀬戸内でのフカセ釣りもやってみようかなと・・・少しだけ手を出しちゃったんです。

これが悪夢の始まりだったとは知る良しもなく・・・

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外海と瀬戸内海 狙える魚の違い

外海でのフカセ釣りというとグレ狙いです!グレを狙って愛媛や高知に通います。

では地元の瀬戸内海は瀬戸大橋周辺の海域ではどうかというと、フカセ釣り=チヌ狙いというのがセオリーとなります。おまけとして最近では真鯛の魚影が多くなってきたので、時期を迎えると真鯛もフカセ釣りをやっていると喰ってくることがあります。

時期で見ると、真鯛は5月以降に水温が上昇してから浅場で釣れ始めるので、それまでの低水温期はチヌ オンリーとなってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

瀬戸内海 チヌのフカセ釣り

ハッキリいって魚影の少ない瀬戸内海でチヌをつるということは至難の業です。

波止でエサを付けて仕掛けを垂らすとわかるのですが、外海では一瞬でエサを取られてしまいます。この状況は釣り場に行ってから帰るまでずっと同じです。

でもこれが瀬戸内海だったら、一瞬でエサを取られる状況が続くことはまずありませんね。

フカセ釣りでも同じです。

ということは、ちゃんとした事をやらないとチヌは釣れないと。

などと考えていると、昔を思い出しました。

20年前にチヌのダンゴ釣りを始めた時、最初のチヌを手にするまで2年くらいかかった経験があります。安定した釣果を得られるまではさらに数年かかりました。

分かってしまえば、コンスタントに釣果を出すことができるようになりましたが、それまで何度空のクーラーで帰る日が続いたことか。

チヌとグレ 食性の違い

チヌ釣りが簡単じゃないってことに食性があります。

グレの場合は撒き餌さを打つと、目掛けて寄ってきて捕食しますが、チヌの場合は、底周辺のストラクチャー絡みで流れてくるエサを待っています。

チヌの場合は、目の前にエサを上手に届けてやらないと喰ってくれないんですね。

理屈的には・・・

これを実際にどうやって実現するか。

海の中がどうなっているのか見えない、潮の流れが複雑で撒き餌がどう効いているかわからない中でチヌの居場所と、そこに運べる潮を探してという作業は初心者には極めて難しい作業となります。

奥が深すぎる・・・

深すぎて当分釣れることは無いでしょうから、当分飽きることも無いでしょう。

まとめ

フカセ釣りにおいては、チヌを安定的に釣れるようになると一人前といわれるように、グレとは違いラッキーでは釣れないのがチヌです。

基礎からきちんと習得していくことで、他の釣りのスキルが上がることは間違い無いのでチヌ釣りをマスターしたいものですね!

 

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