するするスルルー 真夏の沖の島!ついに出た!バラハタ♪
8月になりました。
梅雨が明けてからというもの、ずっと晴天が続き厳しい毎日を過ごされていると思います。
この頃は湿気が落ちて、少しだけ過ごしやすくなったものの、まだまだ気温が高いですね!
でも暑さには負けていられません!
するするスルルーはまだまだシーズン真っ盛り!
フィッシュイーターたちは活発に磯際を泳いでいるので、気合をいれて挑戦です!
2018年8月5日 沖の島
沖の島といえば毎度の岡崎渡船!
本日は我々2人を合わせて10名弱です。
本日は同じ岡山から名手SBTさんも来られていてテンションが上ります!
4:30出船!
本日の磯周りは大小島ですが、フカセ釣りがオフシーズンのこの時期は出船する船も少ないので1級磯に上がることができます。
そして早速、船長から呼ばれたのがヒラバエ!
眼の前を良い潮が流れています。
颯爽と準備を行います。
今回のキビナゴはこちら!
前回大量に余らせたキビナゴを一旦持ち帰り再冷凍にしたもので挑戦です。
変色して結構汚いキビナゴになっているので、サシエサは500円のスチロール入のものを準備しました。
釣り開始!
ロッドは名竿「オレガ剛徹!」
朝日に向かってロッドを構えます!
ではいきましょう!
仕掛けを投入!
朝一番に勢いよく消し込むウキをイメージしながら流していきます。
が、が、が・・・
何回ながしてもアタリが来ない(汗)
こんな1級ポイントで良さそうな潮が流れているのに・・・
アタラナイ。
でも潮が方向を変えたタイミングでゆっくりとウキが水面下に入った!
大きく合わせを入れて、剛徹をぶち曲げてゴリ巻き!
50cmに迫るモンツキイサキ!
反対側では相棒が魚を掛けています!
あちらもモンツキイサキでした。
潮の流れが変わった瞬間に、先程までの沈黙を破り一気にアタリが出始めます!
そして途端にクライマックスがやってきた!
プカーと浮いていたウキが水中に沈んだたかと思ったら、
一気にズドーン!
締め上げたドラグを出しながら根に向かって一直線!
慌てて竿を起こしてドラグを手で締め上げる。
そこから反撃!
これ以上は1ミリも糸を出すまいと、竿尻を体に押し当てて耐え抜く!
力 vs 力
真っ向から対決する。
体全体を使って竿を起こして魚を少しづつ浮かせていく。
そして何とか姿を見せた!
なんじゃこりゃ〜
この巨大なのは・・・
これが第一印象でした。
全体像はこちら。
でっぷりと太って美味しそう♪
でもヒレと色合いを見るとなんとも危なそう(汗)
そうですこれがバラハタ!
沖縄ではナガジューミーバイと呼ばれます。
でもよく見るとカッコいい魚なんですね。
釣り上げたハリスを見てみると、16号のフロロがもう少しで切れそうなくらいズタズタに擦れていました。
記念撮影!
バラハタはシガテラ毒を持つ個体がいるということで、美味しそうな魚体に後ろ髪を惹かれながらもリリースしました。
後半戦は黒ハエ
後半戦は戦いの舞台を移します。
またまた1級磯の黒ハエ!
一度行ってみたかった磯です。
シーズンになるとグレがよく釣れるんですね。
さて、スルルーはどうでしょうか。
潮は本流がどんどん流れています。
仕掛けを投入するとあっという間に100mくらい流されていきます。
そして流していく糸が少し加速して重みが乗る!
竿を叩く引きで上がってきたのが、
モンガラハギ!
そして次の1投
またこいつ!
今度は尾ビレが綺麗だぞ〜♪
とはいえアタリが少なくて苦戦。
撃てるところを全て撃ちながら魚の居場所を探すも、なかなか見つからない。
と思っていたら、竿先が水中に突き刺さっている!
かなりのツッコミだったが、すぐに臨戦して浮かせると・・・
モンツキイサキ!
水温が上がって結構パワフル!
そして潮が緩んで釣れそうな気配が漂ってきた・・・
ウキにアタリが出始めて釣れたのは、
アカハタ!
本流も少しだけ緩んだので流してみると、恐ろしい勢いで道糸が走り始めた!
と同時に、全く違う方向で魚が跳ねた。
オーマイゴッド(汗)
釣れたのはメーター超のダツ!
瞬発力はNo.1
遊泳速度は時速60キロと言われています。
と、なかなか厳しい黒ハエでした。
ということで、今回も色々な魚と遊ばせていただきました♪
帰りに見るヒカリの親と子の間の水道の景色はまるで楽園!
やっぱり沖の島は美しい!
まとめ
8月に入った沖の島は依然としてするするスルルーのシーズン真っ盛り。
とはいえ、
光量の影響か水温の影響かわかりませんが、
6月と比べると少し魚の活性が低いのかな・・・
という気がしています。
まだまだデータが少ないので何とも言えませんが。
ただ、やるべきことをやれば、ちゃんと答えは返してくれます。
狙うべきタイミングに狙うべき場所を攻めていれば魚は確実に口を使ってくれるということが実証されています。
仕掛けを入れていれば何でも釣れるという、イージーな時期では無さそうですね。
そうそう、今回は前の釣行時に余ったキビナゴの再冷凍を撒き餌に使いました。
茶色の汁が出て、魚も変色してかなり汚い撒き餌でしたが、魚たちの腹いっぱいにキビナゴが入っていました。
とうことから、撒き餌は汚くても食っている様子です。
撒き餌が大量に余った場合は、こういう使い方もアリですね!
かなり汚いのであまり好んで使いたいものではありませんけど。
今後は、カンパチやスマガツオの回遊が始まる季節です。
季節ごとに魚種が変わっていくのもこの釣りの魅力のひとつですね!