するするスルルーのタックルと仕掛けを日本一詳しく解説してみた!

7月になりシーズン真っ盛りとなったするするスルルー

ただ悲しいことに、この時期は前線や台風の影響で海は荒れる日が多く、海に出れる日も少ない。

というわけで今回はじっくりと、するするスルルーの仕掛けについて取り上げてみようと思う。

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磯最強の上物釣り!するするスルルーのタックルとは

 

 

 

 

 

 

 

 

エキサイティングなキビナゴ撒きのフカセ釣り「するするスルルー」ですが、最初は手探りでいろいろと試しながらやってきました。

そして最近ようやくなんとなく形が見え始めたかな…ということで惜しまずご紹介しちゃいましょう!

色々とやり方はあると思いますが、シンプルにいきましょう!

道糸

まずは道糸から。道糸はナイロン、PEありますが、使いやすいのはナイロンですね!

するするスルルーではナイロンラインの10号を基本の号数として使っています。

ナイロンはラインに張りがあるのでとても使いやすいのが良いですね。

そして魚が掛かった後もしっかりと伸びてくれるので衝撃を緩和してくれます。

フロートタイプのものが仕掛けを操作しやすいのでオススメです。

ここまで太くなるとガイドにも絡みにくくなりますので、どんなガイドでも絡みは気になりません。

200mくらい巻いておくと良いと思います。

 

ハリス

ハリスはとっても重要です。

食わせの細ハリスか、強度のある太ハリスか悩むところです。

食わせた魚を確実に獲ろうと思ったら18号以上はあったほうが良いんじゃないでしょうか。

12号くらいのハリスでは勢いよく根に向かって走られたら一瞬で切れてしまいます。勢いよくあたればどんなハリスでも厳しいと思いますが、太くすればするほど獲れる魚は確実に増えます。

食わせとパワーのバランスから何号が最も適しているのかは、データ不足のためわかりません。

ただ、12号ではやられるケースが多いのは事実です。

今後少し号数を上げて検証していきたいと思っています。

 

リール

 

 

 

 

 

 

 

 

リールはナイロンの10号が200m巻けるサイズが必要になります。

このラインキャパを備えたリールというと、

ダイワの場合5000番、シマノの場合14000番です。

リールのクラスですが、相手が相手だけに耐久性がある強いリールが必要です。安いリールもありますが、フットが折れたりすることもあるみたいなので、信頼のおけるものを選んでおくほうが間違いないと思います。

ダイワだと、ソルティガ5000キャタリナ5000、ノーマルギアが基本です。

シマノの場合は、ステラ14000ツインパワー14000ですね。

ロッドとのマッチングを考えて選定してください。

 

ロッド

ロッドは、するするスルルー専用の竿が出ています。

ダイワのオレガ剛徹

がまかつだと、我夢者Ⅱになります。

シマノのベイシスBGは廃盤になってしまいましたね。

 

写真は「オレガ剛轍 H

 

 

 

 

 

 

 

するするスルルーの第一人者である与那嶺功さんが作った竿がオレガ剛徹です。

なので、これを持っておけば、まず間違いありません。

硬さは釣り場や魚に応じてMHかHを選べば良いと思います。

与那嶺さんは通常はMHを組むことが多いようです。

 

がまかつの我夢者Ⅱの場合は、5号、6号から選ぶと良いでしょう。

遠投竿はパワーこそありますが、ガイドが大きく、ガイドの数も少ないため糸ふけが出やすくフカセ釣りには向きません。操作もやりにくいのが正直な感想です。

はじめての人がスルルーを知るために遠投磯竿を使ってみる、というのはアリですが・・・

 

杓 シャク

するするスルルーはキビナゴを杓で撒きます!

ということで杓は重要な役割を担っています。

キビナゴを数匹すくって撒きますので、それなりに大きいカップが必要となります。

そこで丁度良いのがこちら、

 

 

 

 

 

 

 

第一精工から出ている、「紀州ダンゴ杓」。

長さといい、カップのサイズといい、価格もリーズナブルでバッチリです。

これをベースに、カップに水切り用の穴をあければ完璧!

 

 

 

 

 

 

 

快適な撒き餌ライフが約束されます♪

 

ウキ

 

 

 

 

 

 

 

 

写真はデージ

 

ウキは今の所使えるのが、与那嶺さんが作っているビッグワン

typeⅢがオススメです。

とってもカッコいいウキです♫

 

そして次に、釣武者から販売されているデージです。

デージは大きく、重く、よく見えるのが特徴です。天気の良い時には100mくらい沖を流していてもはっきりと視認することができます。

 

小物類

 

 

 

 

 

 

 

 

あと必要となるのが、シモリ玉の特大サイズとウキに取り付ける大型のスナップ。

ウキから出ているサルカンに大型のスナップを通します。

 

仕掛けの組み方

 

仕掛けのセットは、ラインをガイドに通した後、ウキを通します。そしてシモリ玉を通したあとサルカンで止めます。あとはサルカンにハリスを結んで、針を取り付けたら完成!

とってもシンプル。ウキ止めを使わない、完全誘導仕掛けです。

道糸の先端はビミニツイストというノットを組むと強いのでやってみてください。

もちろん与那嶺さんもやっています!

 

まとめ

 

するするスルルーは最近とても人気が出てきています。

メーカー各社が専用のロッドを作ったり、ウキを作ったりして使いやすいものが増えてきています。

これってとても助かるし、楽しみにも繋がりますね。

新しい釣りを初めて、未知なことを検証しながらカタチにしていくという作業はとっても楽しいもの。

また、するするスルルーはビッグゲームなので、大きい魚を釣りたいというすべての釣り人が持っている欲求を満たすことができます。しかもハンパなくパワフルな魚が相手をしてくれるという・・・願ったりな釣りなので体力のあるうちにぜひ挑戦してみては!

 

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